重大事件による事例

朝日新聞 平成7年4月1日
 地下鉄サリン事件の日に通勤をしていた方のケースについて、通勤労災の申請が1,000人を超えその内、約800人の方が労災認定を受けていることが分かった。一つの事件・事故の通勤災害としては、申請、認定者数ともに過去最高となっている。

労働省(当時)補償課によると、大型連休後に、被害者が入院したり、治療を受けたりした労災指定病院からの請求がまとまって労働基準監督署へ寄せられたことが、申請者・認定者数が過去最高になったことに影響を与えていると考えている。